Lacrimosa.後書き 終わりました・・・。管理人の杠葉です。 この話は当サイト開設時から始めたもので、無事完結したことがとにかく嬉しいです。 終わり方も決まってなかったし・・・。 全47話。50話まで行けなかったのがちょっと残念。 自傷癖があると、注意事項に書きました。 本当は伏せておきたかったのですが・・・でもこういう話だしね。 さて、しばらくネタバレなしの方向で話を進めたいのですが、全く関係なく書くのはちょっと無理そうなので、この先注意。 戻る人は、こちらから。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ では。 手首をかつて切ったことがある人、今実際に切ってしまう人、全く関係なく過ごしてきた人。 家族が、友人が、当事者である人。 それぞれにとって、この話はどう映ったでしょうか。 このヒロインが手首を切った理由に嫌悪感を持つ人も多いでしょう。 例えば家が荒んでいたり、多大な期待が負担であったり。例えば学校でいじめられたり、大好きな人に裏切られたり。 そのような理由の方がはるかに納得はしやすいと思います。 けれども今回の彼女が切った理由ははっきりと「あてつけ」だと言わせました。 「心配して欲しい」「こっちを見て欲しい」「構って欲しい」。小さな赤ちゃんが泣くのと変わらない理屈です。 外から見れば、彼女は相当恵まれているでしょう。 おそらく、家族仲も悪くないと思います。 成績は優秀で、彼女をよく知っている幼馴染みがいて、心配してくれる仲のいい友人がいる。 けれども、現状がどうであるかは彼女にとってあまり関係ある話ではありません。 今よりももっと、と望んでしまうのはいけないことでしょうか。 考え方は様々で、この考え方は最も受け入れられにくいのではと私自身思っています。 けれども実際、こうやって手首を切っていく人はいるのです。 それでも、思っています。 今それをしてしまっている人には、もう手首を切るのは止めて欲しいと。 切りたいと思う人には考え直して欲しいと。 決してプラスになる行為ではないのだと、それは断言できるから。 何か少しでも考えるきっかけになれば幸いです。 では、最後に。 読んで下さった方々全てに感謝と御礼の気持ちを。 最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。 2006/12/21 杠葉 和 拝 つけたし。 番外編が入りました。第9回DBに出した話を少し手直ししたものと、他色々。拍手の方にも1話置いてあります。 時間はずっと下ってますが、設定は変わりません。ヒロインは相変わらず生徒会でこちゃこちゃ。 よろしければそちらもどうぞ。 2007/05/12 |